シアトルの反WTO闘争から10年 後編
2009/11/30(Mon)
Video No.:
3
11分
<後半> 10 年前の1999年11月30日、米全土そして全世界から何万人もの活動家がシアトルに集結し、労組や市民たちと連帯してWTO会議の開催に抵抗し、ついに中止に追い込みました。非暴力で抗議する市民に対し、警官隊は催涙ガスやゴム弾で応戦し、数百人が逮捕されました。
企業中心のグローバリゼーションに対する市民側からの抵抗運動の始まりとなった伝説の抗議行動からはや10年。マスコミにゆがめられた「シアトルの闘い」の真相と、その意義や発展、現在の注目点などについて考えます。当時シアトルの抗議運動を組織した2人の活動家をスタジオに迎え、話を聞きます。(中野真紀子)
*デイビッド・ソルニット(David Solnit) シアトルの直接行動ネットワークのオルガナイザー。レベッカ・ソルニットとの共著The Battle of the Story of the Battle of Seattle(『"シアトルの闘い"を語る闘い』)を書いた。気候ジャスティスの運動にもかかわっている。
*アナンダ・タン(Ananda Tan) 脱焼却炉グローバル運動(Global Alliance for Incinerator Alternatives)の北米コーディネータで、気候ジャスティスの運動をすすめている。10年前のシアトル抗議行動で4千人のカナダ人労働者を結集させた。
Credits:
字幕翻訳:小椋優子/校正:大竹秀子 全体監修:中野真紀子・付天斉
English Script:
http://www.democracynow.org/2009/11/30/the_battle_of_seattle_10_years