歴史学者ラシード・ハリディ:パレスチナ人は「とてつもない圧政の下で暮らしている…爆発は必然だった」

【2023/10/09/4】10月7日のハマスによる急襲とイスラエル側の反撃により多数の死傷者が出ています。『パレスチナ百年戦争』の著者ラシード・ハリディ教授に話を聞きました。彼は、かつてない規模で繰り広げられている今回の武力行使が、否応なく「パラダイム・シフト」をもたらす理由を説明しています。植民地大国はもはや、イスラエルがパレスチナ人に強いてきたように、人々を理不尽な状況に置きながら報復を受けずに済むだろうと期待することはできません。「そんな考えは、この2日半の恐ろしい出来事の結果、吹っ飛んでしまったのです」とハリディは言います。彼はガザの封鎖を「圧力釜」と呼び、爆発したのは必然だったと言います。

米国はイスラエルが「自国を防衛するために必要なもの」を提供するとして、すでに米国の軍事支援では毎年最大額を受け取ってきたイスラエルに対し、追加支援と軍需品の提供を約束しました。米国の軍艦や戦闘機もイスラエルに近寄せて配備する予定です。「私たちは、この占領に資金を提供しています。この暴力に資金を提供しているのです」とハリディは指摘し、バイデン大統領は状況をエスカレートさせるのではなく、緩和に務めるように求めます。「パレスチナ人の死体の上で平和を築くことはできません」。

dailynews date: 
2023/10/9(Mon)
記事番号: 
4
https://www.democracynow.org/2023/10/9/rashid_khalidi_palestine_israel_explosion

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