【Express】ムバラク後:民主化のゆくえは
2011/2/14(Mon)
Video No.:
2
12分
ムバラク大統領辞任後、エジプトは軍部の暫定統治に入りました。エジプト軍は国民の要求に応える形で憲法の停止、議会の解散などを国営テレビで発表しました。ムバラク後の民主化運動をどう進めるべきなのか、デモ参加者の間でも意見が分かれています。
デモクラシー・ナウ!やアルジャジーラが放送しつづけたタハリール広場の人々は、独裁下でこれまでなかなか顔の見えてこなかった一般市民です。米国に支援されたアラブ諸国の独裁体制が崩れれば、中東和平にも大きく影響するでしょう。一般民衆の力でムバラク政権は崩壊しましたが、憲法がどう改正されるのか、民主的な選挙が行なわれるのか、軍部から国民へ本当に権力が移るのかが注目されます。
*シャリーフ・アブドゥル・クドゥース(Sharif Abdel Kouddous)デモクラシー・ナウのシニア・プロデューサー
*イサンドル・エルアムラニ(Issandr El Amrani) カイロ在住の独立政治アナリスト。人気ブログ Arabist.netのブロガー
*モナ・エルゴバシー(Mona El-Ghobashy)バーナード大学の政治学助教。中東や北アフリカの政治社会運動を取り上げている
Credits:
字幕翻訳:玉川千絵子 全体監修:桜井まり子